記録用QRコードって何?
アプリが先かQRコードが先か
弊社のかけはしメモリーは「QRコードをメモすることが出来る仕組みです。さらに言うと俗にいう「アプリ」ではありません。
googleが、
https://www.google.com/
にあるように、かけはしメモリーのQRコードスキャンの仕組みは
https://kakehashi-memory.jp/scanbar
にあります。(なおかけはしメモリーのフッタメニューにある「QRカメラ」からも同じ場所にたどり着きます)
要するに正体は「QRコードをメモする無料WEBサービス」です。最初にQRコードを読み取って覚えた時に、「マイメモリー」という領域が確保されて、そちらの領域にブックマークが蓄積されていくことになります。
とは言え一般のユーザーから見て、「アプリをダウンロードしなくてもいい」と言っても、このURLを知らなければいけませんし、QRコードを読み取る際に毎回弊社のURLにアクセスして・・・というわけにはいきません。
店舗の方、つまり「QRコードを介してスマホに覚えてもらいたい方」には、「記録用QRコード」を作ることをお勧めしています。
「記録用QRコード」を作っておけば、通常のQRコードリーダーで読み取った場合でも次のような画面が表示され、そのままユーザーにメモしていただくことができます。
ここで「メモする」をタップすることで、初めてのお客様でも同じようにメモできるので、わざわざ弊社のURLを教えてお客様に今までのQRコードを覚えていただくより、こちらを使った方がより覚えてもらいやすくなる上、かけはしメモリーの様々な機能が使えますので断然お得です。
無料で専用のページが作れる他、製品や商品カート用の「サブメモリー」も4つまで作れます。作り方に関しては、「かけはしメモリースタートアップガイド、中級編|つくろう」で解説してありますのでそちらを参照してください。
何故このような形にしているかと言いますと、利用者側の視点で考えると「記録用QRコードだけでなく、一般のQRコードもメモしたい」という意見が多かったのに対して、店舗側の視点で考えると「わざわざお客様にアプリを入れてもらう(案内する)のは難しい」という意見が多かったからです。
つまり、「アプリが先かQRコードが先か」が問題になったのです。
なので、どちらもできるようにしています。
無料で作れる記録用QRコード
記録用QRコードは、以下のリンクよりかけはしメモリーにユーザー登録をしていただき、「ひとのメモリー」もしくは「場所のメモリー」を作成することにより無料で作ることができます。
またQRコードの着地点として、1枚もののページと4つのサブページもまた無料で作れるようになっています。
例えば無料で作れるのは次のようなページです。その下に4つまで「サブメモリー」というサブページができているのが分かります。
サブメモリーもまた独立したページとして作成することもできますが、商品の場合、既にネットショップなどをお持ちの方は、直接ネットショップのカートへのリンクなどにする方が導線としてはよい場合もあります。
新たにわざわざページを作る必要がなく、ショッピングカートを覚えてほしい場合などは、「直接リンク」を選択して作る方がよいでしょう。この場合、マイメモリーから選択した場合に直接カートへのリンクします。
また、下部に各SNSへのリンクや、ナビゲーションなどの機能があるのも解ります。
SNSをお持ちの方はこちらから導線を繋げることができます。
なお、今のところ1メールアカウントにつき1つのページしか作れません。複数の場所や人を作る場合は、有料の「かけはし村機能」を利用する必要があります。
村機能の方は、文字通り「村」を作る機能で、グルーピングQRやスタンプラリーなど、複数の場所などを登録する場合に利用する機能になります。これについてはまた後日お話させていただきます。
PWAとして動作
かけはしメモリーは、利用の際に「ホーム画面に登録」をしてもらわなくてはなりません。マイメモリーダウンロードでQRコードをダウンロードして毎回読み込むこともできますが、それだとかなり手間ですので、スマホのホーム画面に登録するか、ブックマークをしていただく方が便利です。
というと、「何故PWAにしないのか?」と考えられる方も居るとは思いますが、実はもうずいぶん前からPWAです。
『PWAとは?機能やメリット・導入方法などを解説|自社サイトがアプリのように動作する!』
ただ、iOSに関してはPWAは割と動作がおかしくなることが多かったため、まだ対応していません。AndroidやPixelの場合のみ対応しています。なので厳密に言うと「半分対応」となっているのが現状です。
ただ、もうそろそろiOSも大丈夫になりつつあるので、対応を検討しているところです。近い将来、わざわざホーム画面への登録方法を解説する必要もなくなるかもしれません。
なお、後に解説する「かけはしファンクラブ」もかけはしメモリーの仕組みの中で動いてますが、個別にPWAとして独立できるようにできています。その為、かけはしメモリーとは別のアプリのように各々のトップページを持ち、アイコンを持ち、ホーム画面い登録できるなど、別のアプリのようにふるまうことができます。
これはmanifest.jsonの動作原理さえ理解していれば出来ることなのですが、深い話はともかくとして、「かけはしファンクラブ」は別ドメインで個別のアプリのようにPWAで動作することが出来ます。
ちなみにQRコードを介さずに、普通のページはメモれないのか?という疑問も生まれるでしょうが、実は出来ます(笑)
この仕組みを作ろうと思った動機はいずれ書くと思いますが、元々は「現実世界の事物を、現代の情報の流通過程と同じ土俵に乗せる」という意図から作ったものなのです。ですから、勿論、既にその流通過程の土俵に乗っているものもメモできます。
「QRコードを解析して、そこからURLを抽出して、それをメモする」という動作を行いますから、URLをメモれる仕組みはあります。実際私は「裏技」として使っていますが、いずれその方法も公開すると思います。
今回の記事では、「記録用QRコード」について解説させてもらいました。無料で始められますので是非チャレンジしてみてください。