企業理念 PHILOSOPHY Our Mission 変化する時代を捉え、ITによって具体的な解決に導く 有効な解決策や技術は、時代やお客様の文化によって変化するものです。 目新しいもの・流行りのものであっても、必ずしも有効な解決法になるとは限りません。 時には、あえてITを使うまでもないこともあります。 私たちが実践するのは、変化の激しい時代の中で、曖昧模糊としたお客様の要望を的確に捉え、いますぐに実現できる現実解を提示し、具体的にカタチにしていくことです。 テクノロジーは手段であり、実際に使う人とそれを取り巻く文化の間を流れる空気や血流のようなものです。その為、テクノロジーを使う側も謙虚であり続けなければなりません。 わたしたちは、手足のように軽やかに・空気のように意識せずに使えるものを常に意識して提供しつづけていくことを考えています。 かけはしメモリー®がめざすもの 豊かな時間の創出 最近、DXやサスティナブルという言葉をよく耳にするようになりました。しかしまわりを見渡せば、まだまだ物事は従来どおりのやり方で進んでいることも少なくありません。 DXというのは、単なるIT化ではありません。 必要なのは情報の流通を妨げる要因を取り除くことであり、単純作業の繰り返しを少なくすることで、使う人にとって創造性豊かな時間を創出することにあります。 そこには決まりきったやり方はなく、企業文化や、風土に合ったものでなければなりません。 私達がめざすDXは、IT化をすることが目的ではなく、お客様にとって豊かな時間を創出することにあります。 その為に、既存の価値観にとらわれず、実際に現場で業務を行う人が無理なく導入でき、効果を体感できるものを常に意識しています。 オーダーメイドシステム構築会社としてスタートした弊社の強みがそこにあります。 「体験」から得られる持続的な関係の構築 その土地で体験して感動したことや心に残ったことには大きな価値があります。 にもかかわらず「体験や感動を手元に残し、関係を持続するための仕組み」は、アナログな時代からさほど進化できていません。 ふと立ち寄った場所にあったものや出来事を、ふとした拍子に思い出してもらえる。 それだけでも大きな意味があります。 実は現代においては、その為のインフラは既に整っているのです。後は如何にそれを活用するかだけです。 わたしたちは、時代に沿った文脈を捉え、もっと手軽に、もっとシンプルに感動を手元に残す方法を常に考え、必要な時に・必要な人に・必要な情報を伝えることが無理なく叶う仕組みづくりをめざしています。 無理なく新たな価値を創り出せる仕組みづくり IT導入によって恩恵を受けるのは、受け手だけではありません。情報を発信する側が無理をしないことも大切です。 既存の資産を有効活用することを考えてみてはどうでしょう? 新しい情報ばかりが全てではありません。 過去に作られた案内や動画コンテンツなども、初めて見たり体験した人にとっては「新しい発見」であり、貴重な「資産」にもなり得ます。 既存の価値を繋げて・組み合わせて・多様化するニーズに対応する新たな価値を作り出すことは、一から価値を創り出すよりも無理なくコストも小さい方法です。 情報技術はこの種の組み替え、改変を容易に叶えてくれます。 実際、弊社のお客様の中には改めてその価値を見出していただけた方もあります。蓄積された体験や情報もまた「価値」になるのです。 わたしたちは、誰もが手軽に始められ、無理なく持続的な価値を生み出すことができる仕組みづくりをお助けします。 かけはしを設立したきっかけ 『美濃民俗』という雑誌がありました。 かつて(昭和41年から平成22年まで)地方の民俗雑誌として月刊で発行されていたものですが、ある日、地元の歴史民俗資料館に立ち寄った際に無料で配られていたのを見かけました。 既に継ぐ人がいない為、せめて立ち寄った人に残っている分だけでも知ってもらおうということでした。 何がいけなかったのでしょうか? 地域にはその土地にしかない魅力が沢山あります。 味や景色、建築物だけでなく、木や風の香り、そして歴史や伝承、文化などもまた、その土地の持つ資産です。 土地を訪れた人たちの中には、この種の色彩に触れたいと思う人も少なからず居るはずです。 観光とは異文化との出会いであり、訪れたひとと、その土地のもつ力が触れ合う接点でもあるからです。 伝えるべき方法が失われていくのは、好ましい事ではありません。 技術はめまぐるしく進化しつづけ、今や、誰もがスマホを持っています。 受け手の環境が変わったのならば、伝え方もまた時代に沿って変えていく必要があります。 そうしなければ、どんなに良いものであろうと、忘れ去られていきます。 それならば、現代の文脈に沿ったやり方で何かが出来ないものか。 そう考えたのが、株式会社かけはしを設立したきっかけのひとつです。 新しいものだけが価値があるのではなく、古いものと共存してこそ大きな価値を生み出す。わたしたちはそう考えています。 事例紹介はこちら